3月も1/3が経ちました。
当サイトで紹介している学習方法では、講義メディア、基本テキストとインプット学習が続き、過去問でアウトプットをするというものです。
そろそろ、労働基準法や労働安全衛生法、早い方で労災の過去問に取り掛かっている方もいるでしょう。
この過去問によるアウトプット学習ですが、社労士試験に合格するためには必要不可欠な存在です。今回はアウトプットについて少し…
スポンサーリンク
過去問によるアウトプット学習
初めて過去問に取り組む際、おそらく多くの人が「一通り覚えたはずが思ったより解けない」と感じるかと思います。
それもそのはず、講義メディアや基本テキストで覚えた内容を、いきなり本試験レベルの問題として出されても難しいです。
なので、最初のうちは全然間違えてOKです。OKなのですが、やり方に注意しましょう。
過去問は何度もやりますが、単に数をこなすのではなく、一問一問、解説を読んで論点を確認しましょう。
私が使っていたTACの過去問では、なぜ〇なのか、×なのか、どこが論点になっているのか丁寧な解説があります。
最初は時間をかけてでもやりましょう。
今は解けなくても、論点や考え方を十分理解できれば対応できるようになります。
・過去問の解説を読み、正しく論点をおさえる
・周辺知識の解説もあるので読んでおく
社労士試験では過去に出題された問題が繰り返し出る傾向にありますが、まったく同じ論点ではなく、言葉を少し変えたり、その周辺知識が出たりします。
そっくりそのまま過去問を覚えるのではなく、何度も言いますがどこが論点なのか、周辺知識まで理解しておきましょう。
時間はかかります、最初は…でもどんどん周回するごとに省ける問題(十分理解できた、100%間違えない)も増えてくるのでスピードも増していきます。
たまたま正解もある
過去問だけではありませんが、こういった問題演習のアウトプット学習は〇か×かを判断します。
本試験でもそうなのですが、たまたま正解することもあります。
1/2の確率ですからね(‘ω’)ノ
なので、問題一つひとつに対して、理解したうえで正解できたのか、たまたま正解できたのか、これを区別しておく必要があります。
全然、意味が違います。
たまたま正解できた問題は間違えた問題と同様に扱うべきです。
TACの過去問では問題ごとにチェック欄があるので、「理解したうえ正解」できた問題だけをチェックする、など、工夫をしましょう。
復習のタイミング
復習のタイミングですが、一般的に適正な周期として、
・1週間後
・1か月後
・試験直前
この3パターンが良いといわれています。
復習は重要で、毎日やるものではなく、定期的に間隔をあけて、解けるかどうかの確認を行えるタームとなっています。
当サイトでの学習方法でも大体このタームになっていますが、実際はもっと周回すると思います。
チェック欄で過去問の効率性を上げる
少し戻りますが、先ほど言った過去問のチェック欄の使い方について、
私の場合は、理解したうえで正解した問題のみにチェックを入れました。
周回を増すごとにチェックが増えていく感じです。
チェックが3回以上の問題は試験直前までやらずスルー、チェックが無いもの、少ないものに重点を置くとかなり効果的かと思います。
これが一番シンプルで良いかと思いますが、やり方は人それぞれです。
・迷わず正解:〇
・たまたま正解:△
・間違った、全く知らない問題:×
とかでも良いでしょう。
短期間で合格するためには「効率性」がとても大切ですが、近道はありません。
アウトプットでは論点を知るために解説までしっかり読むなど、最初のうちは丁寧な学習が必須です。
正解しないと自信を失ってしまいそうですが、最初は皆さんそうだと思います(^^;
焦らず、じっくりと一問一問に向き合って応用力をつけていきましょう。
当サイトで推奨の社労士講座フォーサイト
詳しい教材、割引価格、お申込は公式サイトへ↓↓