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令和8年度(第58回)社労士試験【選択式】の予想合格ライン・救済の可能性・各科目の難易度や講評についてまとめています。

正式な合格発表は2026年10月1日ですが、それまでの合否判定の参考にしていただければと思います。

 




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 第58回社労士試験【選択式】予想合格ライン・救済・難易度・講評

 全体像

今年度の選択式の内容として、数字関連が23問と多め、事例5問、判例3問、改正1問…ここ最近では事例が多めなので解くのに時間が掛かったかと思います。

レベルについてですが、各科目ごとに難易度が高い空欄を配置したような印象、それでいて3点を確保できるようなレベルです。つまり、難問が一つの科目に集中して基準点割れを多発させる構成ではありませんでした。また、空欄別4肢方式が15問もあったことは今年度の特徴といえるでしょう。

救済候補に挙がった健保ですが、民法の問題(損害賠償請求権)もあり、学習してない方が多く戸惑ったのではないかと思います。個人的には健康保険が最も難しい科目かなと思います。

得点源としては労災と健康保険を除いた科目、中でも労基安衛、雇用、年金科目でしっかりと稼ぎたいところです。

 

 予想合格基準点

合格基準点は25点以上の予想です。

昨年より難易度が易しかったこともあり、+3点予想が多かったです。

 

 各科目の難易度

■ 普通(やや難):労災・健保

■ 普通:労基安衛・労一・社一

■ 易しい~普通:雇用・厚年

■ 易しい:国年

各予備校の評価と照らし合わせ、難易度は上記の通りまとめています。

 

 基準点引下げ(救済)の可能性

労災保険:▲

労働一般:▽

社会一般:▽

健康保険:▲

まだ調査した予備校、通信講座は少ないものの、労災保険、労働一般、社会一般、健康保険で、もしかすると救済の可能性がある…と予想されています。

中でも健康保険法は多くの予備校で予想されていますが、「あるとすれば…」「もしかすると…」「強いて言えば…」といった感じなので、可能性としては低めです。

なので救済無しをベースにあるとすれば労災保険や健康保険があるかもしれません。

 

 各科目の講評【選択式】

 労働基準法・労働安全衛生法

予想レベル:普通

労働基準法について、Aは退職時等の証明書、Cは労働基準法81条でどちらも基本的な問題、Bは長文の判例問題でしたが、文章から判断することは可能なレベルでした。

労働安全衛生法はDが総括安全衛生管理者の選任規模、Eは労働安全衛生法24条からの出題でした。

基本条文からの出題が目立つので、判例が取れなくても4点以上は取れるかと思います。救済は無いかと思います。

救済の可能性:救済の可能性は低い

ポイント:B以外で4点は取れる

 

 

 労災保険法

予想レベル:普通(やや難)

労災保険法は空欄別4肢方式で出題されました。Aは遺族補償一時金、Cは業務災害認定、Dは併合障害等級、この3つで3点を取りたいところです。難しいのが事例のBです。しっかりと学習してきた方ほど間違えやすい問題で、簡単に言うと特例が適用さそうでされない…という内容の問題でした。
難易度の高いBとEを落としてもA・C・Dで3点に届きますが、救済の可能性は否定できない科目です。

救済の可能性:救済の可能性は否定できない△

ポイント:Bは難しいので、残りで3点以上確保したい

 

 

 雇用保険法

予想レベル:易しい~普通

雇用保険法はAとBは定義規定からの問題で基本的な内容でした。ここは確実に、ただ、C・Dは前年改正で嫌な論点なのでもしかすると落とした方も少なくないかもしれません。A・B・Eで3点は取りやすいので、救済の可能性はないかと思います

C・Dは前年改正で嫌な論点だがこれ以外で3点は取れる

救済の可能性:救済の可能性は無い

ポイント:C・D以外で3点確実に

 

 

 労務管理その他の労働に関する一般常識

予想レベル:普通

労務管理その他の労働に関する一般常識は例年より易しい!そんな印象です…でも難しいよりの普通レベルかなと思います。A・Bは障害者雇用状況及び年賃金構造基本統計調査からの統計問題で、更に選択肢が4つに限定されいたのでここは取りたいところです。Cは満点を阻止する難問です。Dは文脈からの判断が可能、Eは育児休業取得の基本事項なので、Cを除いて3~4点取れるレベルです。

救済ですが、4肢方式によって昨年ほど救済の可能性は低いですが、統計2空欄、Cが難問であったことから、救済はないとは言い切れない科目です。

救済の可能性:救済の可能性はないとは言い切れない

ポイント:A・Bどちらかで1点、D・Eは確保したい

 

 

 社会保険に関する一般常識

予想レベル:普通

社会保険に関する一般常識は、A・Bは生存権より、D・Eは確定拠出年金法の目的条文、いずれも文脈から判断しやすい問題でした。ただ、Cが難問です。(令和6年度末の国民年金保険料の全額免除・猶予割合44.0%)なのでC以外で最大4点、なんとか取れるレベルです。昨年より大幅に易しくなっているので、救済はないでしょう。Cが難しいので、それ以外で3点以上

救済の可能性:救済はない

ポイント:Cが難しいので、それ以外で3点以上

 

 

 健康保険法

予想レベル:普通(やや難)

健康保険法は今回最も難しい科目なのかなと思います。というのも民法からの出題がありました。Aは「損害賠償請求」の権利、Bは「債権譲渡」、Cは第三者に対する「通知又は承諾」…B・Cは、類似する法律用語が並び、厳密な区別が必要な難問です。一般的な社労士試験のテキストには到底掲載しておらず、初見だった方が大半ではないでしょうか。その分、D「疾病の予防」と、E「標準賞与額累計額」は確実に取りたいところ…

得点すべきはA・D・Eの3つ、ここが取れたかどうかで合否に影響がでるかもしれません。AやEを外した方も一定数おられることを想定すると、もしかすると救済が入るかもしれません。

救済の可能性:救済が入る可能性あり

ポイント:A・D・Eで3点取りたい

 

 

 厚生年金保険法

予想レベル:易しい~普通

厚生年金保険法は、A「遺族厚生年金の額」、B「財政の現況及び見通し」、C「財政均衡期間」、D「在職定時改定における基準日」これらは学習における基本事項なので取りたい問題です。一方でEの在職老齢年金の事例計算はとても難しい問題でした。(※賞与168万円は各月の標準賞与額上限150万円で計算し、総報酬月額相当額は55万円となる)

E以外で4点は取れるので救済は無いと思います。

救済の可能性:救済はない

ポイント:E以外で4点とれる

 

 

 国民年金法

予想レベル:易しい

国民年金法はなぜか毎年易しいですね。A「脱退一時金の支給制限」、B「被保険者の資格を喪失した日」、Cは「2年」、D・Eは国民年金法4条・4条の2の「速やかに」「長期的に」となります。どれも基本事項と文脈判断で対応できるため、満点を狙える科目です。救済はないでしょう。

救済の可能性:救済はない

ポイント:満点狙える

 

 

以上、第58回社労士試験選択式の合格基準点や救済予想、各科目講評まとめでした。

科目別の詳しい考察などは後日更新していく予定です。

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注意点

・予想合格基準点や救済、講評はあくまで予想ですので、本試験の結果の合否を保証するものではございません。正式発表は2026年10月1日の発表をお待ちください。
・解答に関する質問は受け付けておりませんのでご了承ください

 

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