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令和4年度(第54回)社労士試験の選択式の平均点について、
ここでは総得点の平均点、科目別の平均点と難易度、昨年の平均点との比較を解説しています。
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第54回社労士試験 選択式 平均点
今年度の第54回社労士試験の選択式は、総得点27点以上が合格基準でした。
総得点の平均点は24.6点と、昨年より2.8点も上がる結果となりました。
この結果から、難易度は昨年より易しくなったと言えます。
総合得点の合格基準点は前年24点から3点引き上げられ、27点で決定されました。
科目別の平均点
労基労衛・労災・健保・厚年・国年については、4点を確保できた方が最も多く、今年度は8科目中5科目も該当しました。
その下の3点の割合が多かったのが雇用・労一・社一の3科目、今年は難易度が易しかったこともあり2点が最も多かった科目はゼロでした。
平均点では社一が最も低い2.5点、次いで厚年2.8点、労一2.9点でした。
例年、複数科目で行われていた救済措置の対象科目は1科目もなく、救済が無かったのは平成19年以来、15年ぶりでした。
各社で予想されていた社一は、平均点が2.5点で、昨年の2点救済の対象となった国年の平均点が2.4点だったことを考えると、ギリギリ対象にならなったことが考えられます。例外を除く…
社一を期待していた方も多かったと思いますが、社一の救済が無かったことが今年の社労士試験の合格率の低さに影響していると思います。
合格基準点以下が多かったのは…
合格基準点に満たない2点以下の割合です。(0点~2点の割合)
・労基労衛:15.2%
・労災 :29.9%
・雇用 :28.5%
・労一 :34.1%
・社一 :49.3%
・健康 :28.6%
・厚年 :37.2%
・国年 :24.9%
補正科目はありませんでしが、3点に未満だった割合が最も多いのはやはり社一…
2点以下が5割を超えてくると補正が入りましたが、予想されていた社一は49.3%と、まさにギリギリのラインで救済の対象外となりました。
昨年は労一の2点以下が82.8%と衝撃の数字でしたが、今年は34.1%とかなりまともなレベルになったといえます(^^;
昨年の平均点との比較
科目別の平均点、昨年との比較です。
※昨年より平均点が上がっていれば、今年は難易度が下がったことになります。
逆に昨年より平均点が下がっていれば、今年は難易度が上がったことになります。
労基労衛:昨年3.3点⇒今年3.6点 難易度 下がった
労災:昨年3.3点⇒今年3.3点 難易度 同じ
雇用:昨年2.8点⇒今年3.0点 難易度 下がった
労一:昨年1.5点⇒今年2.9点 難易度 下がった
社一:昨年2.7点⇒今年2.5点 難易度 上がった
健康:昨年3.0点⇒今年3.3点 難易度 下がった
国年:昨年2.7点⇒今年2.8点 難易度 下がった
厚年:昨年2.4点⇒今年3.3点 難易度 下がった
なんと、社一と労災を除く6科目が昨年より難易度が易しくなりました。
今年のポイントはまさに社一の出来具合によって合否が左右されたのではないでしょうか。
全体的な平均点は、昨年21.8点⇒今年24.6点と、選択式としては全体的に難易度が下がった結果です。
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