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毎年話題になるのが基準点引き下げの救済です。

どの科目が救済になるか…各社で予想されますが、今年の令和4年度(第54回)社労士試験については、選択式の社会保険に関する一般常識(社一)の救済予想が目立っています。

ここでは予備校や通信講座11社が公開している考察・講評から、社会保険に関する一般常識の救済の可能性をピンポイントにまとめています。

 




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 選択式「社会保険に関する一般常識」の救済についての講評まとめ

第54回社労士試験の選択式では社一が救済される可能性がある!と言っても、各社の温度差は様々です。

11社の考察・講評を以下にまとめています。

第54回社労士試験選択式社一救済の可能性

温度差があるというのは、

・救済は恐らく無いという考えだが、あるとすれば…のレベル

・救済の可能性はある

といったように、毎年救済があるのが続いているので、恐らく何かしらの科目はあるだろうというのがベースになっているところもあります。

例年と違い、基本は無い予想!というところが目立っています。

ちなみに、11社中、救済は無いとしているのが1社のみ、資格の大原です。調査したところ、唯一社一の救済に触れていませんでした。

 救済の可能性があると予想しているところ

フォーサイト、クレアール、辰巳法律研究所、山川予備校、安全衛生普及センターは救済の可能性があると予想しています。

各社の集計データからギリギリありそう…という見解や、5~6割の確率であり得るとしているところもあります。

 無い可能性は高いが、あるとすればといったレベルのところ

TAC、LEC、ユーキャン、アガルートアカデミー、フェニックス社は、基本的には無い可能性が高いと予想しています。

その中で強いていうなら社一!特例が適用されれば救済されるかも…といった感じです。

 集計データを引用して解説

クレアールの集計データを引用すると、社一の得点割合として、

3点:39.1%(この場合5~3点までの累計:60.5%)

2点:29.6%(この場合5~2点までの累計:90.1%)

受験生の半数が、3点未満の場合は、2点(1点)以下の割合で救済が決まります。

引き下げをして合格者が多すぎると救済はされません。

もし救済して2点に引き下げた場合、2点以上が7割以上となった場合は引き上げ無しとなります(救済なし)

上記はクレアール独自の集計データで、2点を含めた場合は90%以上の方が合格になるので、救済条件に当てはまりません。

ですが、実際の正答率(全受験生)はもっと下がる傾向にあるので、クレアールでは過去データから考察して2点救済を予想してます。

他社ではどうかというと、LECや佐藤塾の集計データでも救済条件は満たしてません。

ただし、救済には例外のものもあるので、佐藤塾やユーキャンでは可能性を残しています。

このように、独自の集計データではなかなか救済条件を満たしているところが無いため、救済無しが目立っている状況です。

実際は蓋を開けてみたいと分かりませんが、この例外的な救済に期待したいところですね。

 

 救済の可能性としてはやはり半々…それ以下か…

今年度はなかなか救済の可能性が高い!としているところが少ないです。

昨年だと労一は100%有り得る!ぐらいのテンションでしたが、今年は全く逆の感じがします。

集計データから考察・予想されているもので、最終結果が出るまで分かりませんが、

可能性としては11社中、5社は比較的可能性あり、5社は可能性低め、1社は無し…

そんな感じなので可能性としては半々…もしくは少し低め…過度に期待し過ぎないようにしましょう(゚д゚)!

 

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