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ここでは令和4年度(第54回)社労士試験について、TACの講評・予想合格ライン・予想救済科目等についてまとめています。
※正式な情報は2022年10月5日の合格発表をお待ちください。
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TAC 講評・予想合格ライン・救済科目
選択式試験について
全体的な講評
選択式は昨年よりも易しくなっています。ここ数年、労一であったような奇問の出題はなく、きちんと対策していれば各科目とも合格ラインに届くレベルでした。
TAC集計データによると、平均点が30.3点と前年より2.7点上がっています。(高い水準)科目別では社一が最も悪い2.8点、それ以外の科目は3点以上という結果です。
難易度が下がったことにより、昨年よりも合格基準点が引き上げられる可能性は高いとみています。
予想合格ライン
TAC集計データの全体の平均点は30.3点で、昨年27.6点に対して上がっており、全受験生の平均点が23.3点と予想していることから、合格基準点は26点を有力としています。
救済科目
TAC集計データから、全科目のうち平均点が3点未満だった科目は「社会保険に関する一般常識」のみの2.8点でした。
3点以上割合の割合が6割あるので、厚生労働省が公表している補正条件には該当していませんが、データの利用者は比較的得点の高い受験生に偏っている傾向があることを考慮すると、全国の受験生全体でみた場合、今年度の社一はもしかすると救済の条件を満たしている可能性があります。
※昨年は合格基準点以上の割合が7割を超えている労一や国年でも補正されたことから、今年の社一も2点の救済の可能性はあるとしています。
択一式試験について
全体的な講評
択一式は昨年より難しくなりました。
TAC集計データによると、択一式の平均点は42.6点で、前年より1.8点マイナスとなっているため、全体としては難易度が上がり、昨年の合格基準点よりも引き下げられる可能性が高いとみています。
試験問題としては、組み合わせ問題、個数問題が昨年と同じ数、一番平均点が高いのが雇用保険法6.8点、低いは労災保険法5.4点でした。健康保険法の問6 Aと、問10 Aで条文に照らすと不備があると思われる出題があったので、これが全員正解扱いになれば合格基準点に影響するかと思います。
予想合格ライン
TAC集計データの平均点が42.6点で、前年44.4点と比較すると低下しており、全受験生の昨年の平均点が32.3点であることや厚生労働省の基準と照らし合わせると、今年の択一式試験の合格基準点は昨年より2点低い、43点を有力としています。
しかし、健保の問6 A及び問10 Aの不備が考慮され、仮に複数解答や全員正解となった場合は44点になる可能性もあります。
救済科目
補正が行われる可能性は低いとしています。
TAC集計データでは今年の択一式の平均点は昨年より低くなっていますが、極端に平均点が低い科目は無く、いずれの科目についても救済される可能性は低いとしています。
まとめ
【選択式】
合格基準点:26点以上
救済科目
● 社一 ○
【択一式】
合格基準点:43~44点以上
※救済科目なし
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