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今年度の第53回社労士試験の申込方法等に関する変更について、社労士試験センターから重要なお知らせがありました。
昨年の社労士試験実施については、新型コロナウイルス感染症の影響によって、来会による受付の中止、一部試験地の使用不可等の状況となりました。また、予定していた試験地でもソーシャルディスタンスの確保のため、収容可能人数を定員の50%とする制限を実施していました。
で、今年の第53回社労士試験についても、新型コロナウイルス感染症の影響は大きく、今年も昨年同様、試験会場の確保が困難な状況となっているようです。
これにより、試験の申込方法等の一部変更が実施されます。
目次
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コロナ影響による受験申込等に関する変更点
① 受験案内の配布について
例年では社労士試験センター・都道府県社労士会の窓口で受験案内の配布を行っていましたが、今年度は実施されません。受験案内の請求は郵送のみとなり、定型の返信用封筒を作成し、試験センターまで郵送して手続きをします。配送の遅れを加味し、返信用封筒が5月14日までに試験センターへ到着するよう、余裕を持って手続きを行うよう推奨されています。尚、電話やFAX、インターネットによる請求はできません。郵送のみですのでご注意ください。
この点について先日詳しい内容を記事でアップしています。>第53回社労士試験の受験案内・受験申込書請求について
② 試験の申込方法について
試験の申込方法についても、受験案内の請求と同様に郵送のみとなります。従来行われていた試験センターや社労士会での受験申込はできませんので注意しましょう。電話・FAX・インターネットによる受験申込もできません。
③ 試験会場について ※重要
これまでは受験申込の段階で希望試験地と併せて希望試験会場を選ぶことができましたが、今年度はコロナの影響により、第53回社労士試験に使用する試験会場が確定せず、現段階では希望試験会場を選べる状況にありません。
そのため、受験申込時には希望試験地のみ(都道府県)選び、具体的な試験会場については、8月上旬に社労士試験センターから送られてくる受験票により案内されることになります。この点は昨年度には無いので注意です。
④ 受験手数料
受験手数料が値上がりです。これまで受験手数料は9,000円でしたが、令和3年1月29日の改正により15,000円となります。これはコロナ…関係ないですが重要な変更点です。
⑤ 合格者受験番号の提示等
厚生労働省・試験センター・都道府県社労士会の所定の場所において、合格者番号の提示等は行われません。合格者の受験番号については、合格発表日に公示される官報で公開されるほか、社労士試験センターの公式サイト(社会保険労務士試験オフィシャルサイト)に掲載されます。この点については特に面倒なことは無いかと思います。
試験会場と受験料に注意
受験案内の請求や受験申込については郵送で行えばOKです。
しかし、試験会場と受験料には注意が必要です。
試験会場の確保が困難な状況となっているので、受験申込の段階では希望試験地のみ選択します。希望試験地とは、希望の都道府県ですので、現在住んでいるところより遥か遠い試験会場になることは無いかと思います。
あとは受験料が15,000円…これまでより6,000円アップ…値上げしすぎじゃ…なんて思いますが、既に決まって施行されているので合格するには支払うしかありません。
現在も新型コロナウイルス感染症の影響が大きく、今後も試験に関して変更等があるかもしれません。最新の情報収集が必要かと思いますので、常に社労士試験オフィシャルサイトをチェックしておきましょう。当サイトでもお知らせをいたします。
苦しい状況が続きますが、前進あるのみ、合格に向けて学習を進めていきましょう。