第51回社労士試験択一式の講評

8月25日(日)に、令和元年度(第51回)社会保険労務士試験が実施され、今年は令和元年になって初の社労士試験でした。

受験された方、本当にお疲れ様でした。

前回、解答速報をまとめて公開いたしました。こちらから

気になるのは合格なのか、不合格なのか…

それに尽きるかと思います。

ここでは、社労士専門講師による講評をまとめていますので、合否判定の参考にしていただければと思います。

今回は択一式問題の講評です。

 

第51回社労士試験 選択式試験の講評はこちら

 




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択一式試験の講評

第51回社労士試験の択一式の基準点については…

全体的に問題レベルから考えて、「昨年度よりは少し低い」という意見が出ていますが、大差は無い感じなので同等のレベルと見て良いでしょう。

ただ、基準点を引き下げる効果がある「個数問題」が減ったため、もしかすると受験者の得点が全体的に上がる可能性があります。

そして、問題冊子のページ数が62ページと、昨年より1ページ増えています。

60ページ以上冊子…というのは「問題文にボリュームがある」試験年度と言えます。

そのため、時間が足りずに焦ってしまった方もいるのではないでしょうか。

 

労働基準法・労働安全衛生法【択一式】

労働基準法については大きな改正があった科目でしたが、その部分を論点にした問題はあまりなく、過去の出題傾向の通り判例・通達からの出題が目立ちました。

出題された問題も難しい!という感じでは無く、絞り込んで解答しやすい設問が多かったようです。

5問程度は正解しておきたいところ…

労働安全衛生法については8,9問が難しく、特に9問は、いわゆる「時間を取られる引っ掛け問題」という印象です。

難しい問題でしたが、労働基準法と合わせて得点が決まるので、この科目についてはとっておきたいところ…救済の可能性は低いようです。

労災保険法【択一式】

少し難しいという感じです。

これまで学習してきて知らない規定があったという声があります。

何問かは正確な解答が難しく、個数問題も2つ含まれていたので労災保険法では全体的な得点が低くなっていると予想されています。

ただ、目安の4割正答はできるレベルです。

徴収法の分野は基本的な問題が多かったため(3問とも正解できるレベル)、全体的に労災保険法は得点を取れた科目と思われます。

雇用保険法【択一式】

2問程度、難しい問題の文章がありましたが、正解自体は簡単であったり、消去法で正解を見つけやすいものもあり、正解は十分できるレベルでした。

徴収法の範囲でも3問ともそこまで難しくないので、6割以上はとっておきたいところです。

労務管理その他の労働に関する一般常識・社会保険に関する一般常識【択一式】

労務管理その他の労働に関する一般常識については、法令からの問題が3問でました。

1問は社会保険労務士法で、最近は「社会保険に関する一般常識」ではなく、「労務管理その他の労働に関する一般常識」のほうから出題されています。

この社労士法は比較的簡単な内容なので、得点源にしたい問題です。

それ以外はやや難しい印象です。

労働経済に関する問題も難しく、社労士法以外の4問が救済と大きく関係してきそうです。

なんとか1問だけでも正解しておきたいところです。

社会保険に関する一般常識については、沿革問題以外は正解しておきたいところですが、ある程度落としたとしても、「労一」の解答状況によって合計で4点以上は確保できる可能性があります。

救済の可能性がある科目です。

 

 

健康保険法【択一式】

通達が多く、見たこともない問題・文章があったかもしれません。

ややこしい事例もありましたが、1問まるまる難しいという感じではないため、落ち着いて考えれば正解を導き出すことはできた印象です。

ですので、できれば得点源にしたい科目です。

厚生年金保険法【択一式】

全体的に簡単な問題が多かった印象で、択一式の得点源にできたレベルでした。

ただし年金分野に弱い方だと、ケアレスミスがあったり、長文問題もあったので混乱して正答できなかった可能性もあります。

時間も取られやすい感じなので、”焦り”のミスが気になるところです。

できれば6割以上はとっておきたいところです。

国民年金法【択一式】

国民年金法は、事例など具体的な内容の問題が出ることがよくあり、今年度も同じような出題傾向でした。

基本的な知識を学習しておけば、正誤の判断ができた問題が目立ちましたが、適切な判断ができなかった問題もあります。

事例問題は時間がとられやすいので、焦ってミスをしてしまったというケースも有り得そうです。

全体的には基本的な問題をきちんと正答、ややこしそうな問題でも落ち着いて消去法で正答できるものもあったので、得点は取れた科目といえそうです。

 

 

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注意点

・講評はあくまで予想ですので、本試験の結果の合否を保証するものではございません。正式発表は2019年11月8日の官報の発表をお待ちください。
・解答に関する質問は受け付けておりませんのでご了承ください

 

 

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