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今年の9月ですが、厚生労働省の公式サイトで「令和4年版 労働経済の分析」(労働経済白書)と「厚生労働白書」が公表されました。
労働経済白書というのは、一般経済や雇用、労働時間などの現状や課題について、統計データを活用して分析する報告書のことです。
厚生労働白書というのは、厚生労働行政の現状や今後の見通しなどについて、広く国民に伝えることを目的にとりまとめてあるものです。
いずれにしても、ご存知の方も多いと思いますが、白書は社労士試験の範囲として出題されます。
一度見れば分かりますが、白書はかなりボリュームがあるので、ついつい後回しになりがちです。
実際、私も本格的に対策をしたのが6月くらいですかね。
対策しないと絶対に合格できない!というわけではないのですが、選択式でもピンポイントで空欄になったりするので、全くやっていないと命取りになります。
ちなみに白書から出題されるのは一般常識科目です。
白書対策としては、色々な学習方法がありますが、あまりにも直前期から始めることはオススメしません。
出題される範囲ですが、白書以外にもっと重要な基礎知識があるため、直前期にやり込み過ぎるとこれらの知識が疎かになります。
なので、遅かった私が言うのもなんですが、できるだけ早めに触れておくのが良いでしょう。
具体的な数字の暗記は後回しにして、大まかな概要等を読んでおくと効果的です。
また、科目ごとにリンクさせる方法もあります。
例えば今年公表された令和4年版厚生労働白書には、「若者も高齢者も安心できる年金制度の確立」という章があり、年金制度の施策(近年の改正や動向)が記されています。年金関連なので、これらの部分を年金科目の学習と同時に行うと、同時進行で進めることができ、理解もし易いかと思います。
それ以外では「育児・介護休業法」、医療保険や介護保険に関する「国民が安心できる持続可能な医療・介護の実現」など、様々な施策に関する記載があるので、それぞれ関連する科目の法令とリンクさせれば効率良く学習を進めていけるでしょう。
白書は厚生労働省の公式サイトから見ることができます。
私の場合ですが、厚生労働白書のページにある、「概要版」を中心に読みました。
試験の出題率から、完全にすべて目を通すのはかなり非効率だなぁと感じたため、とにかく概要版をチェック、、、これだと十数ページで済むのでそこまで苦ではないかと思います。
重要な箇所は下線が引いてあるので尚読みやすいかと…
あと、本格的な試験対策は講座等の利用が効果的です。
これまでの出題実績から重要な箇所を絞って学習できるので、こういった広範囲で勉強しにくいジャンルはプロの力を借りましょう。
ぜひオススメです。
以下にリンクを貼っているので今のうちに目を通しておきましょう。
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